活動報告/クオリア京都

 


 

 

京都を支えているのは?



 

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京都を支えているのは何かと考えた際、オーナー会社のオーナーが支えているという面が強くあると思います。 京都に根付いた企業で、そのオーナーシップがある方に、です。 

京都を支えているのは資源でも金でもなく、人です。 人が作り出した産物が文化であり、その文化をベースにして、産業があります。 皆さんの会社も全て、文化を材料とした産業です。 ですから京都から離れられませんし、東京やニューヨークに行ったら「なんぼのもんや」といわれてしまいます。 京都との関わりは避けて通れません。 

嫌とか好きとか言っていられません。 不思議なことに、京都が良くなると、京都の企業の仕事も良くなります。 
うちは6代くらい京都にいますので、生物学的に私ほどピュアな京都人は少ないと思うのですが、誰も私を京都人とは思っていません。 思ったことをすぐ口に出すからでしょう。 

京都の発展は、京都のエゴではありません。 日本のために、京都が世界から尊敬されなければいけません。 京都は日本のルーツなのです。 それをみんなに知らしめると、「ああ、日本はそうなのか」と納得して貰えるでしょう。 京都のためではなく、日本のために皆さんには頑張って欲しいと思っています。 京都が良くなれば、皆さんの事業も必ず良くなります。 京都がダメになれば、皆さんもダメになります。 一蓮托生な関係なのです。 

〔2009年06月10日 13:41 堀場雅夫相談役のコメントから〕

 

 

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