活動報告/クオリア京都

 


 

 

「よるバス」の運行



 

12月1日から、「よるバス」が運行されています。

 

これは、公共交通を便利にしてまちなかの活性化を目指そうと、地元の商店経営者らが共同で設立した事業組合「京都まちづくり交通研究所」(宇津克美代表)が、市交通局に運営を委託する方式で運行されています。

路線は河原町三条北から四条河原町南まで、よるバス専用のバス停4カ所を経由した後、京都駅まで直行するそうです。始発は22時で最終は午後23:30発。

これまで市バスの便数が少なかった時間帯に10分間隔で計10便を走らせ、運賃は220円だそうです。
 
「市民の足」としてのバスの役割は大きいのですが、他都市と比較しても公共交通の最終便が早い京都。

加えて、観光シーズンにはマイカーラッシュが相変わらず続いており、市民だけではなく観光客にも不評である公共交通。そして課題のひとつである「終了が早い」という課題に対して、民間から動き出したのが今回の「よるバス」です。
 
「公共交通が変われば、くらし、まちが変わる」というメッセージも、今回の私たちの提言には含んでおりますが、「よるバス」の取組は、交通改革の第一歩になるのでは、と密かに期待しております。

〔2007.12.03〕

 

 

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