地域主権と京都
京都での取組には、他の取組との差別化も必要です。 現在の傾向としては、東京が10だとしたら、名古屋は5,大阪が4,そして京都が3というように、似て非なるものを小さく実現しようとしています。 そしてそれらは二流は二流です。
地方分権といわれていますが、私はこの言葉は決して使いません。 「地域主権」です。 地域主権国家を作ることが大事で、リトルトーキョーを幾ら作ってもダメなのです。
京都は、日本中を見ても京都でしかできないものがありますし、京都でしか味わえないものを作ることができます。 京都に東京の1/3のものを作っても、それはレプリカに過ぎません。 京都は東京都一番違う、全く違うすごい文化を持っているのです。
地域主権については、まず京都で成功しなければ、日本中どこでも成功しません。 京都が、日本の地域主権の先導をするのです。 これは、国家的責任があるとも言えるでしょう。
〔2009年07月15日 11:53 堀場雅夫相談役のコメントから〕
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京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
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