2008年7月アーカイブ
メジャーリーグのイチローのように、国際社会で活躍する日本人が増えてきました。国際社会で活躍している人は、有る意味で好き嫌いや生き方がはっきりしていると思います。「とにかくアメリカで野球をするんだ。年棒なんて関係ない」など、目的意識や価値観がはっきりしています。
彼らの大活躍のおかげで、個性や価値観という言葉でなくても、「僕は僕でいいんだ」というような社会になってくる可能性があります。
今までの日本人は、自分を過小評価していた傾向が強かったように感じます。日本人は、他流試合をしないから、自分を本当に評価するというか、そういう機会が少ないのではないかと思います。
1億2000万人の日本人のほとんどが、自分の力の限界を知らずに死んでいっているのではないでしょうか。またそのような場に自分を持っていくということすら、あまりにもデンジャラスでやっていない。私は、100%とまでとはいいませんが、せめて90%ぐらいは、その力を出してみてもらいたいと思います。
意図を持って自分の能力を発見していく方法というものがあれば、人間は変われると思います。その一つは、やっぱり好きなことをすること。好きなことなら、自分の能力の限界に相当近づけるのです。
そして、それぞれのジャンルで、多様なサクセスストーリーが必要だと思います。