減点評価と加点評価
評価には「減点評価」と「加点評価」があるのですが、実は、親も子どもをいつの間にか減点評価で見ているような気がします。社会全体も、人間を減点評価で見ているのではないでしょうか。
ところが加点評価は、プラス面で公平な評価をする以外にも、「褒める」「のせる」ことによって、その人間により活力を与える効果も大きいと思います。つまり、うまくのせて、「お母さんもあれだけ言ってくれた」「先生がこんなに褒めてくれた。よし!もっと頑張ろう」という気になってくれることが期待できるわけです。
だから加点というのは(その人が何かアクションを起こすということが前提ですが)、起こしたアクションが未来に向かって、その人の可能性をどれだけ引き出せるかと言うことも含んでくると思います。
小学校の通知票は「できる・できない・もう少し」。これは加点評価とは言えませんね。
しかし、加点評価というのは非常に難しい。加点をした人がそこからリスクを背負わなければいけません。だから、加点評価をするのが嫌がられる面があります。また、その人のことをよく知り、見ていないとできないことでもあります。
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